急に寒くなり、秋を楽しむ前に冬になってしまいそうな感じもしますが・・・
秋と言えば、「食欲の秋」「スポーツの秋」「読書の秋」と皆さん、それぞれイメージがあると思いますが、今年の秋は「芸術の秋」を堪能してはいかがでしょうか?
11月10日~12月16日まで、山口県立美術館で「モディリアーニと妻ジャンヌの物語展」が開催されます!!
モディリアーニとは、20世紀初頭に芸術家の集うフランス・モンパルナスで活動した画家・彫刻家。実は私、芸術にはさほど詳しくないのですが、先日研修でフランスに行く機会を頂き、オルセー美術館を見学してきたことがきっかけで興味をもちましたので紹介させて頂きました。
写真はオルセー美術館。この美術館、もともとはパリ万国博覧会にあわせて作られた『オルセー駅』の建物なんです!その後だんだんと駅の規模が縮小され、取り壊しの危機にあったものの、今では19世紀美術を展示する美術館として生まれ変わったのです。駅のホームの吹き抜け構造をそのまま活かした室内なので、天井の高さが結構高く、ゆったりとしています。写真の奥の壁には、オルセー名物の「大時計」が・・・
私たちが見学した日は、ちょうどパリ市内でストがあり地下鉄が動いていませんでした!そのため、(かどうかわかりませんが)美術館も「4時30分には閉める」というので、あまりゆっくりとは見学できなかったのですが。。。(1時間ぐらいしか見れませんでした)
この美術館は主に、印象派と呼ばれる画家達の作品が展示されています。有名な作品で、ミレー(『落穂拾い』)、マネ(『オランピア』)モネ、ルノワールなど・・・
普段、なかなかこうした芸術作品に触れる機会がなかったのですが、さすが芸術の街パリ。フランス人の美的センス、お洒落さの原点ってこういうところにあるのかなぁなどと感じながら、足早に作品を鑑賞しました。
モディリアーニ、あまり馴染みのない画家かも知れませんが、その生涯は半ば伝説化しており映画化もされています。モディリアーニとその薄幸の妻ジャンヌ。この展示会は、日本初公開のジャンヌの作品も一緒に展示。悲劇的な結末をむかえた二人の恋に焦点をあてます。二人の作品約120点でたどるモンパルナスの愛と悲劇の物語を、この秋ご覧になってみませんか?
今回の展示会、期間中は無休なようなので月曜日休みの私も見れるかも!?
時間を見つけて是非見に行きたいと思っています。