「プジョーのマークは何でライオンなんですか??」
「ソ○ラも似たようなエンブレムですよねぇ?」
そこで、今回はライオンの紋章とプジョーの歴史について少しお話したいと思います。
最初にライオンの標章が使われたのが、1850年。モンベリヤールの宝石職人であり、彫刻しであったジャスティン・ブラゼールがデザインしたものです。
当時製造していた工具の品質の違いをあらわすために3つのデザインが
申請されています。
ライオン(最高級)
三日月(高級)
手(標準)
当初、自転車も自動車もそれぞれの製品に、矢の上に立つライオンの絵柄を使うことにしていましたが、商標を差別化するために異なる絵柄を採用。
自転車は戦うライオンの絵柄を、そして自動車はライオンの頭部を模したバッジを採用しました。下の画像が、プジョーのライオンマークの変遷です。
※ちなみに、ソ○ラのマークはライオンではなく『グリフォン』(鷲の翼・上半身にライオンの下半身を持つ伝説上の生物)です。
次に、プジョーの歴史について。
“プジョー”の名前がついた最初の自動車が誕生したのが1889年。
有名な蒸気機関の専門家であるレオン・セルポレの協力を得て、
アルマン・プジョーが製造し、“セルポレ・プジョー”と呼ばれました。
この自動車は、フランス革命100周年を祝して1889年にパリで開催された世界博覧会に展示されました。このときすでに、プジョーの工場では、1100人もの従業員が働いていました。
1896年に、アルマン・プジョーによってオートモビル・プジョー社が設立。乗用車とトラックを生産しました。
1929年には、今のネーミングである3桁の数字を取り入れた最初の車『201』が誕生。
さらに、1934年には『401エクリプス』という、今のCCの原型となる“リトラクタブルルーフ”(電動格納式ルーフ)が登場しました。この、独創的なアイデアは50年代にフォードが、90年代にメルセデス・ベンツが取り入れています。
歴史をつくったクルマ。
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