フランスを代表する万年筆の会社『ウォーターマン』をご存知でしょうか?
この会社の創始者、ルイス・エドマンド・ウォーターマンが、ニューヨークで保険外交員をしていたときのこと。ある大口契約を取り交わす席で、万全を期して新品のペンを用意していったのだが、そのペンからインクが漏れ、重要な契約書を汚してしまいます。ウォーターマンが大急ぎで新しい契約書を持ってきたときには既に、ライバル会社と契約を結んだ後でした。その苦い経験から、世界で初めて「毛細管現象」を応用した万年筆を開発させ、いまや世界の一流筆記具として名を連ねる『ウォーターマン』
実は、プジョー山口営業スタッフは全員この『ウォーターマン』のボールペンを使っています。それも、ボールペンのトップにプジョーのライオンロゴが彫られた特別品で、3人が全く同じボールペンを使っているので、しばしば紛失事件が起こるのです・・・
昨日、私が商談をしていたときのこと。受付のあたりで、何やら探し物をしている様子の某マネージャーの姿が目に入ってきました。そして、ふと自分の胸元に目をやると・・・
シルバーに輝く「ウォーターマン」のボールペンが2本。。
えっっ!?2本??
なんと私、某マネージャーのボールペンを気づかないうちに持ってきてしまっていたのです。
ごめんなさい・・・
お見積りをつくるために席を離れたときに、あわててマネージャーに返却。
そして、商談が終わった後事務所に戻ったら、今度は私のボールペンが!!
私のことなので、きっとどこかに置き忘れているに違いないとは思いながらも、他のスタッフが持って行ったのではないかと疑って大騒ぎ。
仕方なく他のボールペンで仕事をしましたが、やっぱり何となく落ち着かないんですよね。持った感じや、書き心地が違うから何をしても落ち着かない。
結局夜まで出てこなかったので、「新しいのを買おうかなぁ」とあきらめて、帰宅するために自分のデスクの下に置いてあるカバンに手を伸ばしたところ・・・
あった!!
机の下に転がっていました。。。
その報告をしたところ、みんなに文句を言われた濱上なのでした。
(「ボールペンがない!!」と大騒ぎしたから当然ですよね・・・)
人は疑っちゃいけません。。。
皆さん、お騒がせしました。