プジョー山口

一座建立

[2009/05/14]

私の好きな言葉の一つです。

『一座建立』

亭主は招いた客を思い、
客人は招いてくれた亭主の心使いを感じ、
その「一座」に居合わせた人達が、
互いに尊敬しあい、その時を共有しようという気持ちがあって初めて生まれる、
なんとも言えない、素晴らしいひと時となります。

昨日はお茶の日でした。

別世界のひと時。

集中して、その時をただひたすら楽しみます。

　

俳句かお茶か・・・

季節を早く取り入れます。

掛け軸・花・お道具・お菓子など、全てをその時の為に準備します。

色々なお道具の取り合わせ、お花の生け方。

お茶もかなり知識とセンスが必要です。

お菓子もお茶を頂く時の楽しみの一つですね。

この日は、大先輩にお茶をたてていただきました。

美味しい。

ただひたすらお点前をする。

一心で

ただひたすら・・・

私はこの点前をしているときの集中している自分が好きで、
今までお茶を続けてきました。

なんと言うかこのとき無になります。

茶碗も季節感いっぱいで、本当に美味しい。

茶碗も季節により、平茶碗（涼しげに見える夏用）・筒茶碗（最後まで冷めないようにと冬用）などがあり、どうしてこうなのかと知ると、感激してばかりです。
一切の無駄のなさに、知れば知るほど感動します。

お茶をすれば全てがわかると言っても過言ではないでしょう。

ショールームでお客様にお飲み物を出すときも一緒です。一座建立・一期一会。

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